Paul Smith Watch/ポールスミスの時計

腕時計に対する負のイメージを覆してくれたPaul Smith Watch/ポールスミスウォッチ

 

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私が人生で初めて手にした腕時計は高校の進学祝いに手渡されたクォーツの腕時計だった。

 

それまで腕時計を身に着けて生活したことが無かった私は「やれやれ、こんな物でいちいち時間を確認しながら生活しなくちゃならないのか・・・」とまるで厄介事に足を突っ込んでしまった時のような荒んだ気持ちになったのを今でもよく覚えている。

 

そんな腕時計に対する負のイメージを少しでも消化したかったのだろう。ほどなく私の左腕からその腕時計は消え、代わりに制服の内ポケットには一本の懐中時計がぶら下がっていた。

 

高校生が懐中時計?アナクロ過ぎる私の選択に同級生を含めて恩師までもが苦笑したものだったが、休み時間のたびにクラスメートに「時計を見せてほしい」とせがまれるのは決して悪い気分ではなかった。

 

その後、私は自身のファッション人生のスタート地点とも言えるブランド・Paul Smith/ポールスミスとの出会いを果たすことになる。Paul Smith/ポールスミスのウェアやファッション小物は、同世代が熱狂するNIKE/ナイキエアマックスカシオG-SHOCK/Gショックのどれよりも魅力的なものに私の目には映った。

 

初めて手に入れたのはAラインのシルエットが素敵な黒のステンカラーコート。思えば服のシルエットを意識することなんて人生で初めてのことだったと思う。

 

【服に感動する】という人生初の喜びを噛み締めつつ、次に気になるのがコートに似合うパンツだ。手に入れたのはチャコールグレーのウールパンツ。それから【シャツ-靴-時計】と興味が移っていくことにそれほど時間はかからなかった。

 

Paul Smith Watch/ポールスミスウォッチは私が人生で初めて”本当に好きになれた”腕時計である。【時間を確認する】という日常的な行為に自分だけのひそかな愉しみを見出すことができるようにしてくれた夢の腕時計。文字盤に目をやるたびに気持ちが高揚し、【時間に管理されることの煩わしさ】が不思議と薄らいでいくのを感じた。

 

最近のお気に入りはどことなくノスタルジックな雰囲気が漂うシルバー製のこの一本。Paul Smith/ポールスミス の時計はステンレス製のものがほとんどですが、レトロなモデルの中にはこんなものもあるんです。

 

ROLEX/ロレックスみたいな大人の時計では決してないかもしれないけど、本当に好きになったものを身につけることの喜びを教えてくれたPaul Smith Watch/ポールスミスウォッチが私は今でも大好きだ。

 

 

 by Dad

 

 

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