ガボラトリーのコードヴァンウォレット

ぉ!?っと思わず声をあげてしまいましたね・・・コレは。

gaboratory-cordovan-wallet

シェルコードヴァンのショートウォレット

 

いつも楽しみに拝見させて頂いているGaboratoryHolding/ガボラトリーホールディングのブログですが、今回紹介されていたのが画像のショートウォレット。男くさいディティールのようでいて何故か気品を感じてしまったのはシェルコードヴァンの光沢とセンターに配されたハートボタンのせいでしょうか?

 

クラシックなガボールファンの間ではどうにも賛否が分かれている?ガボラトリーホールディング(※以下、ホールディング)ですが、私見ながら、このアラベスクのハートモチーフってホールディングの製品の中で最高傑作なのでは・・・と思ったりしています。

 

マスターピースの由来は定かではありませんが、このハートモチーフ自体はベルトバックルに採用されていた生前ガボールのデザインであり、これだけ繊細なモチーフをペンダントという形で破たんなく製品化したことは非常に大きな功績だと思うのですね。

 

gaboratory-heart

今日において【モチーフ不明】とされているスカルプテッドを一例に、デザインに込められた意匠を最も忠実にくみ取れるのはデザイナー本人のみであると私は考えますが、かのココ・シャネルをはじめとしたブランドデザイナーの巨人たちが逝去した現在もブランド自体は継続し、継承されていくわけで、いつの日かデザイナーが不在となるのは名ブランドたる宿命のようにも思えます。

 

シルバーアクセサリブランドの巨頭であるクロムハーツもリチャード・スターク氏の愛娘であるジェシー・ジョーがブランドのディレクターとして就任して以来、次々と生み出される【完全なる新作】にクロムハーツのクラシックなファンたちの間では戸惑いとも言える賛否がガボール同様に繰り広げられた模様ですが、名作と言われるデザインの根幹は維持しつつもブランドも時代に合わせて進化していく必要があるのでしょうね。

 

個人的に新作のスパイクとかカッコいいと思いますが、言うなれば【これが現代(あるいは当代)のクロムハーツ】なのでしょう。クラシックなデザインやヒストリーに別段思い入れの無い新規のファンの方々にとってはスタンダードなデザインになっていくのではないでしょうか?

 

ch-spike

 

安定が衰退の始まりであると考えれば、継続するが故に進化し続けなくてはならない命題を抱えたブランドが過去にばかり固執できないのは必然といえるでしょう。

 

そんなブランドの提案に対して【何を選ぶのか】【何が選ばれるのか】ということは消費者によって選択されてしかるべき問題であり、そこに優劣貴賎や是非はありませんが、ブランドが独り歩きを続けたいつの日かガボール・ナギーリチャード・スタークのことがユーザーに忘れ去られる時代が来るのかもしれません。

 

私は両ブランドともにブランドの歴史やリアルタイムを知りませんが、私なりの思い入れをもった”いちファン”としてそれはちょっと寂しいことだと思うのです。

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